« 雑記いろいろ('05.9.10) | Main | 愛・地球博に行ってきた(3) »

衆院選雑感

 まだ全議席が確定したわけではないが、大体の情勢として与党圧勝は間違いないようだ。個人的には自公で280~290と考え、それでもちょっと高めの予想に過ぎるかと思っていた。結果はそれ以上と圧倒的だ。結局読みの至難な都市部小選挙区が雪崩現象となったようだ。ちょっと思いつくまま感想を書いて見たい。

 この結果は、世論調査で動向を調査し辛い都市部のサラリーマンなどが自民に流れたと判断するしかないが、その解釈としては自民の勝利というより民主の惨敗と評するべきだろう。郵政民営化そのものに関しては、現在の小泉路線がどうかという事に異論は発生するだろう。しかしながら、小泉首相が争点を郵政一本に絞ったとしても、有権者の立場としては全体としてどの政党が信頼できるかという判断の手がかりでしかない。個別政策を詳しく知ろうとしない一般の有権者としてはそうなる。これはむしろEU憲法の仏国民投票に政治現象としては近いかもしれない。もっとも今回の有権者の行動は牽制という意味合いではない。参院選や地方選挙ならともかく、与党をどれにするかというのを選ぶ衆院選では反対のための投票は多数派とならない。自立性がある政治勢力として信頼感が必要だ。内政・外交両面で民主党は信頼されなかったと言えるだろう。

 今回厳しい結果に終わった民主党だが、個々の議員は真剣に考えている人もいるだろう。前原氏末松氏長島氏あたりが右派の代表格と思うが、そのような人々がどのような動きを見せるか注目したい。前原氏はややアジア主義的な側面もあるようだがリアリストではある。ただ小選挙区で勝利した前原氏はともかく、比例で復活当選という形になった末松氏や長島氏は自民党に移るというわけにもいかないので、少なくともしばらくは民主党の立て直しに注力せざるを得ない。それにまともな野党が存在しないと、やはり長期的には政治の現実として良くないので、個々人の立場としては色々思うところがあっても頑張ってもらうしかないだろう。

 自分としては、民主党には以下のような政策を推進して欲しい。ただこれは実現不可能なものも含むかもしれない。政界での民主党の立ち位置がどこになるかという問題と密接に関わるからだ。

・安全保障問題での現実的な対案策定
 実際のところ日本の取り得る立場としてはそれほどバリエーションはない。米国との同盟は必須、仮想敵国が中国というのも大声では言えないが事実関係としてあるので対処するしかない。つまり方法論がどうかという事になる。軽武装&米国との二国間で処理、が自民党とすれば、それに対抗するならもう少し重武装&米国含む他の民主主義国を合わせた結束、くらいしかない。

・農業問題への立て直し
 小泉路線としてある程度始まっているように思うが、不充分なうちに推進を謳う。株式会社参入、大規模農家形成促進など。少なくとも短期的には自給率低下も甘受する。そもそも日本はそれほど農業に向かない国ではない。重要なのは降水量や日照時間なので。

・少子高齢化対策強化
 一部米国と大差ないものになるかもしれない。例えば若年世代のシングルマザーへの援助強化などは国内的に抵抗が強いかもしれない。ただそこまでやらないと回復はしないだろう。ちなみに私は、少子化に関してはそれもそれなりの社会という見方は取らない。悲惨な事になると思う。自民党の認識はかなり甘い感がある。

・英語教育の徹底強化
 身もフタも無くいうと、国民の頭のいい方から数えて2割をまともにするだけでいいと思う。それだけで日本の持つ弱点が、内政・外交のあらゆる面に渡って改善される。経済停滞も脱することが可能だろう。ただ国内の抵抗は強くメリットが出るのに時間のかかる話なので当初は苦労するだろう。

 内政面でのポイントは、自民党の政策の中で民族主義的な側面が足を引っ張る部分に対して科学的・合理的な主張をすることだろう。それならまともな保守派政党で定期的な政権交代という展望もあるかもしれない。国民にしても、選挙のたびに気分次第で色々投票したいだろう。極端な主張の無い複数の政党が欲しいところだ。

|

« 雑記いろいろ('05.9.10) | Main | 愛・地球博に行ってきた(3) »

Comments

カワセミさん (コメントは)ご無沙汰しております。

>自民の勝利というより民主の惨敗と評するべきだろう。
>少子化に関しては~悲惨な事になると思う。
私も全く同感です。

>英語教育の徹底強化
思わず苦笑いしてしまいました。私は国民の頭のいい方から数えて2割に入れるかな~(汗) 現実として語学が苦手なので、違うんだろうな~とがっくり(笑)

相変わらずしょーもないコメントで申し訳ありません。
万博漫遊紀もこっそり期待しています。

Posted by: まったり | 2005.09.12 03:36 AM

個人的には、民主党にはリフレ政策推進に転換して欲しいですね。
構造改革という政策をマクロ経済的に見れば、供給側の効率化ということだと思います。確かにこれも必要なことですが、いくら供給の効率が上がってもそれに見合う需要がなければ、経済は成長しません。
だから民主党には需要を上げるための政策に転換して欲しいと思います。ただ、従来の公共事業や福祉の向上と言った財政支出による政策は効果が薄いので、金融政策を中心とした消費刺激策をメインにすべきでしょう。今の日本経済は流動性の罠に陥っている状況ですから、これから脱することがまず第一の目標であるべきで、インフレターゲットやシニョレッジの活用といった政策を積極的に採用すべきだと思います。
民主党がそのような政策に転じれば、自民党と民主党が互いの政策のマイナス面を補完する形になるので、経済政策においては理想的な二大政党制になるでしょう。
ただ、民主党がこれを行うとなると、結党以来掲げてきた構造改革の旗を降ろす必要があるので、これまでの自分たちを否定することになります。だから実現の可能性は低いでしょうねえ。

Posted by: Baatarism | 2005.09.12 12:31 PM

>まったり様

ご無沙汰しております。そちらも今回は自民党支持だったようで。今回は民主党に問題が大きすぎましたね。

万博は選挙も終わったので(←関係ない)何とかこっそりいけそうです(笑)しかし行間を読まれてしまうのが心配です:-)

>Baatarism様

リフレ政策ですが、どうもこの後小泉政権もしくはその後継で採用するんじゃないかという気がしています。構造改革という言葉を、このブログを読んでいるような人は真面目に解釈すると思いますが、率直に言うとある種の政治的スローガンに過ぎないのではないでしょうか。つまり、どのような政策を取っても(途中で無原則に変えるような首尾一貫しないものであっても)旧来の自民党と違うイメージさえ与えれば政治的目的は達してしまうと。「構造改革といっても硬直的ではなく現実に合わせて柔軟に対処してるだけだ」とか平気で言われてしまいそうで心配です。野党の政策をドサクサで採用してしまうのは自民党の得意技ですし、民主党は対立点を明確な形で作らないと難しいでしょう。

それにこれまた知識人が見逃しがちな点ですが、この国の能力的に底辺と思われる層の経済的な要求水準は、現在及び近未来の社会情勢ではとても達成不可能なほど高いものと思います。ここの意識改革をある程度進めないと、将来とんでもない負債を抱えるのではないでしょうか。またIT革命以降、個々人の能力差は(そして恐らくは努力の量も)世代が若くなるに従って拡大しているでしょう。貧富の差がそれを反映する程度には拡大することは止むを得ないと思います。良くも悪くも、自民党は以前ほど弱者に優しくなくなった都市部サラリーマンの代表として振舞うように思います。

Posted by: カワセミ | 2005.09.12 08:04 PM

>カワセミさん
確かに「構造改革」という言葉はただの入れ物であって、その中に必要に応じて規制緩和、民営化、不良債権処理、リストラなどの具体的な政策を入れて「構造改革」としてパッケージングしているという印象はありますね。
ただこれまでは、その入れ物の中に入れる政策には、供給側の対策という基準があったように思います。今後、リフレ政策のような需要側の対策を「構造改革」という入れ物に入れるかは、ちょっと分からないです。
あと、貧富の差の拡大は止むを得ないんでしょうが、それが教育を通して世代間で受け継がれていく傾向があることについては、何らかの対策が必要でしょうね。教育バウチャー制度を導入して家計の教育費負担を減らすのが良いと思うのですが、これは学校側の反発が強いようですね。

Posted by: Baatarism | 2005.09.13 01:24 PM

私も需要政策軽視の部分は否めないと思いますが、旧勢力一層までだと解釈できないこともないかと。正直ここらは勘でしかないので根拠があるわけではないです。ただ当たりそうな部分としては、真面目な知識人が怒るような経過を辿るんじゃないか、という部分(苦笑)
教育に関しては、女子の大学進学率の低下など、既に兆候が見えてきています。個々人の頭の良さや努力<若いうちの所属組織や置かれた環境、という社会は不健康だと思いますので、若年のころからの成績優秀者への奨学金の強化とか、色々取り組んで欲しいですね。米国だと個人や企業が主体となって、小さいのから大きいのまで山のようにあるのですが、そういう文化でもないので難しいですね。

Posted by: カワセミ | 2005.09.14 08:12 PM

幅広いですね。私も勉強しないと(笑)。
Baatarismさんのおっしゃる教育を受ける権利の不平等について、私も問題意識を持ってます。経済格差の拡大はやむを得ないとしても、それが受けられる教育の差につながるのは、機会の平等に反するんじゃないかと。欧州のように教育を無償にするかどうかは別として、家計の教育負担を減らすのは、あり得べきアイディアのように思います。
付け加えると、外国人労働者・移民の受け入れも大きな議題かと思います。経済と少子化に関わる大きな問題です。外国人犯罪・治安対策が主な論点でしょうけど、「国のかたち」という理念的な視点から抵抗する人もいますから(カワセミさんのおっしゃる「民族主義的な側面」に通じるのかな)、政治の俎上にあげて決めてもらわないと動かない(行政レベルでは何もできない)話だと思いますね(動かさなくていいのであればそれでいいんですが(笑))。

Posted by: やじゅん | 2005.09.14 08:25 PM

>カワセミさん
あちこちのブログでリフレリフレと叫んでいるのですが(笑)、将来小泉政権やその後継政権がリフレ政策に踏み切るかもしれないと発言される方は結構いますね。「真面目な知識人が怒るような経過を辿るんじゃないか」というのはいかにも小泉首相らしいですが。
あと、奨学金の強化も悪い対策じゃないですが、進学後に申請するのではなく、受験前から合格後の支給を保証する制度にしないと、貧しい家庭の子供の進学を促進する制度にはならないと思います。

>やじゅんさん
今の日本は教育費の負担が大きすぎて、少子化の一因になるほどですからねえ。子供1人を大学までやるのに3000万円かかるとも言われますが、この負担は中流家庭でも大きすぎます。
移民の受け入れについてですが、現実問題として移民の可能性があるのは、朝鮮半島や中国大陸の人でしょう。ただ、在日韓国・朝鮮人の帰化すら順調に進まない状況を考えると(その原因は日本側、在日側双方にあるのでしょうが)、これらの地域からの移民の受け入れは相当困難ではないかと思います。

Posted by: Baatarism | 2005.09.15 01:20 PM

>Baatarismさん
移民政策の次元になると一口に言えない(けど密接に絡み合うの)ですが、外国人労働力については、私は必ずしも中韓を念頭においていたわけではないんですよね。東南アジア、中東、南米からの労働目的の渡航者はかなり増えてます。FTAで重要な議題の一つは東南アジアからの介護士の扱いです。
財界や有識者が「日本の将来」をテーマにしたレポートを書くと、大体「第三の開国」とか称して、人の移動は取り上げられるんです。少子化・労働力不足を考えれば、このまま労働市場を閉鎖的にするべきではないと、誰もが重要な問題として意識しているんだけど、センシティブな要素を巻き込む複雑な問題なので、なかなか動かない、というのが現状のようです(政府内では法務省と警察庁が主な現状維持勢力となる)。だから、民主党なり野党がこれを一つの論点としてぶつけるのも一案かなと思ったのです。
教育の話は、他人事とも思えないですよね。私は今の生活に満足しているけど、将来子どもができたときには、自分が受けさせてもらったような教育の、少なくとも「機会」は与えてあげたいと思いますから。

Posted by: やじゅん | 2005.09.16 12:10 AM

国会での知的議論が法になるというプロセスがまだ日本では確立し切っていないので、リフレ政策は民主党側の提言で動くとは思い難いですね。民主党の若手秀才議員の怒る姿が今から目に浮かぶようで。

教育問題ですが、経済的に苦しい家庭には当然極力早期から援助が必要でしょうね。ただそれ以上に中流程度の家庭のインセンティブが低下しているのが現実で、色々工夫が必要でしょう。成績がある程度収入に反映されないと親の意欲がなくなりますからね。

移民問題は面倒で、やるとしても二国間協定のような形で、FTAの枠内などで受け入れるしかないのではと思います。ドイツを例に取り、トルコ移民を引き合いに出して失敗を言い募る人がいますが、その一方でポーランドやチェコとはあまり問題が起こっていません。こういう例も語らないと知的に誠実な議論にはならないでしょう。ただ日本にそのような立場に当たる国があるかというとほとんど無いという事かも知れません。強いて言えば台湾の一部くらいでしょうか。むしろアジア近隣ではなく遠隔地との協定で、本人に全く違う文化の遠い国に来るのだという自覚がある場合のほうが良い結果が出るかもしれませんね。

それと人口減からの需要不足をやや擬似的に補う方法としては、海外での日本語教育の支援を強化するのも良いでしょう。今のところ、文部科学省の予算はかなり少ないはずですので。

Posted by: カワセミ | 2005.09.16 11:59 PM

>やじゅんさん
移民問題では私の視野が狭かったです。フィリピンの介護士問題やブラジル人労働者の問題を見落としていたのは不覚でした。
法務や警察の労働者受け入れ反対論の根拠は治安と言うことになるのでしょうが、この点は国民の不安が強い分野ですから、不安を押さえるための政策がないと、抵抗を抑えるのは難しいでしょうね。ネットでも治安に対する不安が昂じて、差別主義になってしまう人は多いようですね。

>カワセミさん
カワセミさんが指摘された、ポーランドやチェコからドイツにやってくる労働者の話は興味深いですね。梅棹理論で考えると、西欧と東欧の関係は日本と東南アジアの関係に類似してるわけですから、中国よりも東南アジア諸国からの移民の方が、受け入れる際の摩擦は少ないかもしれませんね。ただ、イスラム教への理解や対応は必須になるでしょうが。朝鮮半島については、梅棹理論でどういう位置づけになってるのか分からないので、なんとも言えませんが。
海外の日本語教育の強化も良い方法ですね。日本語で仕事ができる領域が広がると、日本にとって助かることは多そうです。

教育へのインセンティブが低下してるのは確かでしょうね。今の世の中で確実に教育が収入に反映されると期待できるのは、医者くらいかもしれません。それでも中流はまだ教育への意欲がありますが、さらに下になると親も本人も最初から教育への意欲を失う傾向も出てきているようですね。

リフレ政策を否定的に見てしまうのは、民主党と言うよりも松下政経塾出身の政治家に共通した傾向なのかもしれません。自民党の松下政経塾出身議員は大体小泉チルドレンですから、もし小泉首相がリフレ政策に踏み切ったら彼らの反発もすごそうですね。

Posted by: Baatarism | 2005.09.17 11:55 PM

>中国よりも東南アジア諸国からの移民の方が

まぁそれも結構辛そうですが。ベトナムが社会主義でなければもう少し幅も広がるんですけど。東欧とか中南米の一部くらいでは。イスラム地域は極力避けたいですね。日本人の海外駐在で現地惚れが一番少ない地域です。

リフレ政策ですが、私は必ずしも新保守主義と相性が悪いとは考えてないので、最優秀な若手議員を中心に支持される可能性はあるのでは。ただ官僚出身者が中核になるかもしれないので国民の不信感は伴ってしまうかもしれません。

Posted by: カワセミ | 2005.09.22 10:09 PM

今日の福井総裁の発言への閣僚の反発を見てると、こいつらやっぱりリフレ派かよと言う気もしてくる。この調子では民主党が空気読めずに真面目に緊縮財政をやろうとして支持が集まらず失敗、となりそう。
民主党が大衆から浮いたエリートになる未来図が何となく頭に浮かぶ。それは米国民主党の後追いでしかないと思うのだが。今後良い指導者に恵まれれば良いが・・・・・

Posted by: カワセミ | 2005.10.01 12:00 AM

普通に支持者と接していれば、景気や治安が重要な問題であることは、政治家なら誰でも心に刻まれるはずですよね。
そうならない政治家というのは、政治家になる前に何らかのドグマに犯されてしまった人たちだと思います。
そういう人たちが政策を考えると、空気が読めずに大衆から浮いてしまうのではないでしょうか?

Posted by: Baatarism | 2005.10.02 06:37 PM

一口で言うと、「頭が良くて色々考えている俺達の言う通りにしろ」ではないでしょうか。これは中途半端に優秀なエリートに多く、自民党でも民主党でもいますね。ドグマに犯されている人もいるでしょうが、本人なりに理詰めのつもりという場合がより多いのでは。
しかし、大衆はなかなか思い通りに動かないということも前提に入れての最適解がまさに政治には必要なのですが、そこの能力の差が日本の与野党の差を分けてきたように思います。普通その種の最適解は数種類の焦点が出来るのですが、それが出来ないのが日本の政治の問題ですね。

Posted by: カワセミ | 2005.10.03 08:47 PM

なるほど、今回の選挙で民主党が負けたのを見て、「愚民」などと叫んでいる人たちはその典型的な例なんでしょうね。
僕は大衆の意見に従えば最悪の結果だけは避けられるが、エリート主導では最悪の結果を選ぶ可能性があると考えているので、大衆から浮いたエリートには冷たいです。(笑)

Posted by: Baatarism | 2005.10.04 01:18 PM

リフレ! リフレ!

    _   ∩
  ( ゜∀゜)彡 バーナンキ!バーナンキ!
    ⊂彡

あれ?

冗談はさて置き、

カワセミ氏
>この国の能力的に底辺と思われる層の経済的な要求水準は、
>現在及び近未来の社会情勢ではとても達成不可能なほど高い
ワタシはゼンゼンそうは思いませんよ。
逆に、生活保護給付等に問題がありすぎです。
あれじゃ低い生活水準のママ長期間張り付いてしまう。
失業保険もそんなにいいかしらん? ホームレスの層の離脱の可能性はドウか?
まぁ、欧州でも問題の多いところですが、いくつかの政策のやり方をかえるだけでズイブン良くなる筈ですよ。
どうも、人間のインセンティブを考えない制度が多い。

つか、日本における最近の減税は上流階級優遇の一つの顕れかと。
さらに、低い課税最低限や年金等の支払い額増は、低所得者に対する支払い額増以外の何物でもない。
デフレだしね。

さらに、彼等を代弁するような政党がなくなりつつるのも問題。
社会党や労組がイカレテルのはいつも通りだし、、、
まともな左派が必要なんですけどね。つか、高所得者の声は非常にデカク聞こえますよ(ある意味当たり前だけど。個人名を晒したりしないけどw

でも、貧富の差が本当に拡大しているのか? についてはちと懐疑的な見方をしてみるテスト。
ttp://sheepman.parfait.ne.jp/20050916.html
参考まで。でも、日本には昔から現在まで経済格差があるんだと言って見る(ry
多分、お見合いが結婚が無くなる日は来ないでしょう。ブオトコ(オンナ)が利用すると言うことと、上流階級がお見合いするためになくならないのでーす。

少子化については私は極めて楽観的です。経済に関してはなんとか運営できると考えているし、ぶっちゃけ6000万も人口があれば、日本を防衛するのに必要な30万ぽっちの某小学校従事者は確保できる筈。
で、そこまで少子化が進めば、一人当りの日本国内の資産が非常に大きくなるので、自然と回復すると思います。
多分少子化対策で一番最初にやるべきなのは、定年を延ばすことで、すでにいくつかの企業が手をつけてる筈でつ。老齢になっても働ける。そして、高齢になってから病気にかかってもセーフティーネットがある、という安心感があることが重要でつ。

Posted by: おきゅきゅきゅきゅ~@長文鬱氏 | 2005.10.07 10:47 AM

や、お久しぶりです。ちょいリプライ遅れました。

>>この国の能力的に底辺と思われる層の経済的な要求水準は、
>>現在及び近未来の社会情勢ではとても達成不可能なほど高い
>ワタシはゼンゼンそうは思いませんよ。

「能力的に」ですので。大企業に就職している低能力高給料といった層も含めてる表現です。まぁそれに関しては今後自然と解消される方向とは思いますが、世間的に納得される経緯を辿るかどうかは少し別かもしれません。
生活保護など、階層の問題に関しては問題山積でしょう。真の弱者ではなく見せかけの弱者に支援が行く構図はどうにかならないものかと。

>さらに、彼等を代弁するような政党がなくなりつつるのも問題。

理由は簡単で、政治的需要が無いのでは。前述の真の弱者はまた別でしょうが、世間的には低所得者の生活は低意欲とも相関してそれなりにマイペースなので、政治参加といったエネルギーがなく現状追認でしょう。むしろ世間的に搾取感が強いと自己認識してるのが一流企業の若いエリート層なので、政治的エネルギーがあるとしたらここらでしょう。それが新保守主義とか新自由主義といわれる路線へ流れているのでは。

ところで最近「下流社会」という本を読みましたが、生活万事に関する上昇志向を無くした低意欲層=「下流」と定義した視点はなかなか秀逸で、様々な問題に対する示唆にもなりますね。「希望格差社会」を読んだ人にはその発展の意味合いもありお薦め。

少子化に関しては、経済成長さえあればどうにかなる話でしょうけども、それに関しては懐疑的です。90年代のIT革命のような新しい産業の波を日本が掴めればまた別でしょうけど。長期経済の見通しが米国>日本>欧州になるのは堅いとしても。

Posted by: カワセミ | 2005.10.09 11:48 PM

The comments to this entry are closed.

« 雑記いろいろ('05.9.10) | Main | 愛・地球博に行ってきた(3) »